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Cycling

[166]  黒谷碎  2007-10-24投稿
重なり合う朝の光に触れて今、街を眺めている

見知らぬ建物が木々を揺さぶり
むかし失った景色を思い起こした

帰る気はあまりない
何も考えずに走ったら
そんな答えに辿り着いた

最近ではもう想いを気にしなくなって
無我夢中に限界だけを追い求めていた
こんな時代が終わったことも知らずに
理想の中をただ生き延びていた

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