携帯小説!(PC版)

風邪 2

[407]  ティシュー  2007-10-24投稿
うわぁー…スゴい混んでる。

土曜日の午前中、私は自分の家から程近い病院に来ていた。

待合室は、座る所が見付けられないくらい、人でいっぱいだった。

私は、覚束ない足で受付へと向かった。

昨日から咳がスゴい出て、ほとんど眠る事も出来なかった。

だから、マスクをして、冬物のコートを着て、目は真っ赤っかだった。

とはいうのも、その前の日に家族で出掛けた温泉旅行が原因だった。

もちろん温泉はスゴい気持ち良くて、サイコーだったんだけど…。

それだけに、皆で何度も何度も入ちゃって…。

でも、まだ四月だから、上がってくると意外と体が冷えちゃって…。

温泉入って、湯冷めして、それの繰り返し…。

でもね、家族で風邪引いたのは私だけなの。

みんなピンピンしてる。

弟なんて、今日も朝からどっかに吹っ飛んでったし…。

はぁーぁ…ついてないな。

私は席が空いてないか、待合室を見回した。

みんな、紅い顔や蒼い顔をしている。

その間を通り抜け、なんとか空いていたイスに腰を下ろした。

感想

感想はありません。

「 ティシュー 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス