◆僕らのせいいっぱい?◆
『私,チョット陽介の様子見てくる!!』
「えっ,雛っ子…!!」
『すぐ戻るよ!』
火傷の具合が心配ですぐに陽介の後を追いかけ医療テントに行くと,梨奈ちゃんと陽介の話声が聞こえてきた。
『陽介,大丈夫??』
「おう,ヒヨコ!!全然大丈夫♪」
『良かったぁ…』
「雛子ドジしたんだって??陽介君居てくれて良かったね」
『えへへ,やっちゃった』
梨奈ちゃんは苦笑いをしながら陽介に渡す氷を詰めてた。
「はいっ,これで充分に冷やすんだよ」
陽介の頭をポンポンと軽く叩きながら梨奈ちゃんが言う。
「ありがとう,あっ…ハンカチ洗って返すから」
少し照れながら話す陽介の手には見慣れたハンカチが握られていた,私とお揃いのハンカチ…陽介との思い出のハンカチだ。
「はいはい♪いつでもいいよ,気をつけてね。あっ,雛子も気をつけるんだよ??雛子をヨロシクお願いします」
笑顔で梨奈ちゃんが手を振る…その笑顔は反則だってくらいの眩しい笑顔だった。
「梨奈ちゃんってイイ子だな,さすがヒヨコの親友!」
私は嬉しそうに話す陽介の横で少し複雑な気分になった。
“…なんだろこの気持ち??少しもやもやするなぁ…”
「…コ,ヒヨコ??」
『えっ??』
「だ〜か〜ら,今日帰り暇??」
『えっ??あっ,あぁ〜,うん大丈夫だよ』
「じゃあチョット買い物付き合って欲しいんだけど」
『買い物??全然いーよ』
「よしっ,じゃあ今日空けといてよ」
『うんっ』
急な陽介の誘いでビックリしたけどさっきまでのもやもやがいつの間にか消えていた。
「えっ,雛っ子…!!」
『すぐ戻るよ!』
火傷の具合が心配ですぐに陽介の後を追いかけ医療テントに行くと,梨奈ちゃんと陽介の話声が聞こえてきた。
『陽介,大丈夫??』
「おう,ヒヨコ!!全然大丈夫♪」
『良かったぁ…』
「雛子ドジしたんだって??陽介君居てくれて良かったね」
『えへへ,やっちゃった』
梨奈ちゃんは苦笑いをしながら陽介に渡す氷を詰めてた。
「はいっ,これで充分に冷やすんだよ」
陽介の頭をポンポンと軽く叩きながら梨奈ちゃんが言う。
「ありがとう,あっ…ハンカチ洗って返すから」
少し照れながら話す陽介の手には見慣れたハンカチが握られていた,私とお揃いのハンカチ…陽介との思い出のハンカチだ。
「はいはい♪いつでもいいよ,気をつけてね。あっ,雛子も気をつけるんだよ??雛子をヨロシクお願いします」
笑顔で梨奈ちゃんが手を振る…その笑顔は反則だってくらいの眩しい笑顔だった。
「梨奈ちゃんってイイ子だな,さすがヒヨコの親友!」
私は嬉しそうに話す陽介の横で少し複雑な気分になった。
“…なんだろこの気持ち??少しもやもやするなぁ…”
「…コ,ヒヨコ??」
『えっ??』
「だ〜か〜ら,今日帰り暇??」
『えっ??あっ,あぁ〜,うん大丈夫だよ』
「じゃあチョット買い物付き合って欲しいんだけど」
『買い物??全然いーよ』
「よしっ,じゃあ今日空けといてよ」
『うんっ』
急な陽介の誘いでビックリしたけどさっきまでのもやもやがいつの間にか消えていた。
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