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レジェンド‐新世紀伝説 4

[454]  朝倉令  2006-03-21投稿
 雷神






「いや、私は別に構わないが………人類の未来達(子供)の前で乱暴な行為に及ぶのは、気がすすまない」


いつのまにかサンダーのこめかみから、青白い電光が走っている。

真っすぐに山際晋とビアンカの背後を示したサンダーの指先から、巨大な稲妻がほとばしる。



ババッと稲妻が命中すると、薄汚れた男達が門の上から降ってきた。


「付けられてたのか…」


先刻、襲ってきた男達の一味の様だ。
 全員打ち倒した訳ではないが、追ってはこないとタカをくくっていたため、背後を気にしていなかった。



「私も手伝おう……」


静かに言うと、サンダーは食料を運び始めていた。




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