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降れた君の雪

[193]  こーじ  2007-10-29投稿
雪の降る音が

僕の心にも似ていて

降り注いでは

静かに淡く

消えていく


君の顔がチラチラと形を変え

僕の頬に触れては

離れていく


冷たくもやわらかくて

儚く消えてしまっても

とめどなく舞散る雪は

やがて僕の心の底に積もり

たくさんの君の笑顔で

埋め尽くされるはずだったのに


スタンドランプの火に

揺れる君の顔は

雪のように永遠に

そこにあるものじゃなかったんだね

もし明日が晴れじゃなければ

もう少し僕のとこに居てと

わがまま言っていいかな

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