好きなだけなのに
※プライバシーのため名前は偽名で。
私(友利)と彼が出会ったのは…高校1年のとき。
最初は特に興味がなく、ただ単に「優しそう」としか思っていなかった。
彼にほめられたくてテストを頑張った。
私がこのキモチに気付いたのは2年の2月に社会の時間にだった。
「今日で最後の授業だ」
……彼はそう呟く。
……そう、今日で最後。
彼との関わりは無くなってしまう。
彼のコトバを聞いてものすごく切なかった。
彼は先生。
私は生徒。
私は、してはいけない恋をした。
もう関わることはない…
…そう思っていた。
関わらなければこのキモチもいずれ消えていくものだと思っていた。
しかし、神様はイタズラをしたのだ。
私が3年になり彼は社会ではない別の教科で私のクラスの担当になった。
私は喜んだ。ただ単純に。
また彼が見れるのだと。
その教科は週2で授業がある。
私の彼に対してのキモチは忘れるよりも、ますます強いものになってしまった。
感想
感想はありません。