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私の来た道†25†

[279]  ゆりあ  2006-03-21投稿
リュウの母親は、子育てと役者の妻の傍ら、よくデザイン画を描いていた。
その中から毎年一着、リュウは仕立て屋に頼み、それを天国にいる母親に送っている。
「…母さんは、あの男に他に女がいること…知ってたんだ。でも、知らないふりしてた。それで、心労が積もって、病気になって…」リュウの口から母親の話しがでることは珍しい。
普段はおしゃべりのシンも押し黙っていた。

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