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あいごころ2

[236]  アンナ  2007-11-01投稿
私と真依君が出会ったのは
友達の蘭が組んだ合コンだった。

私、蘭、真依君を含めてメンバーは6人。

そしてその中に恭平もいた。

私と真依君以外は殆どギャルとギャル男で、蘭もその中にうまく溶け込んでいたのだった。

私が話す人がいなくなって、1人で端っこのほうに座っていると
真依君が声をかけてくれた。

「このピザおいしいよ。食べる?」


「食べ…る」

別に特別ピザが好きな訳じゃなかったし、美味しそうだとも思わなかった。

ただ話しかけてくれた真依君の事がちょっと知りたくなっただけ。

誰の事も知らないまま帰るのが嫌だった。
条件反射とはこのことだろう。

ピザを受け取り一口食べてみた。

モグモグ…

「…おいしい!!」

目をきらきらさせて真依君をみた。

真依君は少しビックリしていた。

でもすぐ笑って
「だろ!?」

あ…この笑顔好きかも。

私はもうその瞬間に真依君に惚れてたと思う。

しばらく真依君としゃべると、真依君の色んな事が分かった。

M高に通ってること、お姉さんがいること、恭平と喧嘩した話、好きなお菓子のこと…

そしてその日の帰りに告白され、次の日から私達は恋人になった。


続く

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