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About a Girl-2

[142]  千鳥川 松三  2007-11-04投稿
その時は、今まで経験したことのない何かが、何なのか理解できなかった。でもとりあえずスポーツテストが余計嫌になったのは確かだった。
僕の目を惹き付けたモノの正体は、折れちゃいそうなくらい細くて、今まで見たことないくらい真っ白で、首筋にかかる程度の黒髪、大きくて切れ長な瞳、ここまでくれば女の子のことだって分かってしまうよね。
体育の先生が
「スポーツテストは次の授業でやるなー。今日はまだ慌ただしいと思うから、クラスごとに整列の練習やるぞ。」
正直、ホッとした。まるで執行猶予が着いた受刑者みたいな気分だ。その日は淡々と整列の練習をして終わった。まだ、クラスの連中にも僕が運動オンチだということはバレずに済んだ。まぁ何にせよ、2日後には次の授業があるからバレてしまうのだが…
体育が終わって、教室に戻るとき、あの娘が僕の三歩先くらいを歩いていた。僕の通っていた中学は幼稚園から高校までのエスカレーター方式の学校で、僕は中学から受験をして入ったいわゆる外部組というやつだ。でもどうやらその娘は外部組ではないようで、数人の取り巻きがすでにいた。取り巻きが『マユ』と呼んでいるのを聴いた。

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