《買い物†クエスト》2
机の上の568円を雑に拾うとノブオは自分の財布の中を覗いた。
「もしかしたら…俺、確か昨日 爪切り買おうと思って残しておいた300円がある…はず…。」
財布の中を覗いたノブオは愕然とした。
「そうだった、俺、結局コイツを買ったんだっけ…」
そう呟くとノブオは くわえた煙草に ゆっくりと火を付け……?
カチッ!カチッ! 「ん…?」
カチッ!カチッ! 「あれ?」
カチッ!カチッ!カチッ!……。
ガス欠だった…。
何度も何度もライターを振ってみたが二度と火が着く事は無かった。
ノブオは泣いた…
本日2度目だ
「俺…呪われてんのかなぁ…」
涙をハンカチで拭いてポツリ呟くと、そのハンカチも昨夜自分が脱ぎ捨てた靴下だと気付いた。
ノブオは一刻も早く家から出たいと思っていた。
そして、あのとんでもない冒険へと導かれて行くのであった。
つづく…
「もしかしたら…俺、確か昨日 爪切り買おうと思って残しておいた300円がある…はず…。」
財布の中を覗いたノブオは愕然とした。
「そうだった、俺、結局コイツを買ったんだっけ…」
そう呟くとノブオは くわえた煙草に ゆっくりと火を付け……?
カチッ!カチッ! 「ん…?」
カチッ!カチッ! 「あれ?」
カチッ!カチッ!カチッ!……。
ガス欠だった…。
何度も何度もライターを振ってみたが二度と火が着く事は無かった。
ノブオは泣いた…
本日2度目だ
「俺…呪われてんのかなぁ…」
涙をハンカチで拭いてポツリ呟くと、そのハンカチも昨夜自分が脱ぎ捨てた靴下だと気付いた。
ノブオは一刻も早く家から出たいと思っていた。
そして、あのとんでもない冒険へと導かれて行くのであった。
つづく…
感想
感想はありません。