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太陽と月?

[341]  さき  2007-11-06投稿
私の中では長くて、初めて自分から声をかけたり、誰にも相談せずに貫いた恋…

まさか2人の道が交わるとは思っていなかったから、うれしいのは一瞬で、後は不安ばかりだった…

かずま君が私を好きだなぁと思ったのは去年の12月ごろ。
校外実習中に私が送ったメール…それが誘因だったらしい…

彼女いたけど関係が悪くなってきて落ち込んでいるときに、私が支えになっていたのだと言う…

どうして私?

他にいい子はたくさんいる…

元カノさん選んでくれてもいい…

私なんかで時間をムダにしてほしくない…

かずま君が嬉しそうに私のところへ来るたびにそう思った。


私には自信が少しもなかった…

私が彼女だったら、かずまくんは友達に紹介できないんだろうな…

恋人同士でやること、すべて拒んだ。

ある日友達といろんな話をした。その中に門限の話がでた。
私の門限は小学生の妹と同じ…
友達はそれを指摘した。

「さっちゃんそんなんじゃ友達減るよ」
「てかデートできないじゃん!」

私は一度、このことで苦い経験をした。
これが理由ではなかったけれど、グループからハブられたことがある…
私自身、考えが浅かったし、今は何も気にせずその人たちと普通にやってる。

5人でつるんでいたのに、いつも4人で遊んで、まるで私は見えていなかったようだった…
理由はわからないまま…

その時のことを思い出したのか、かずま君に我慢させてることが申し訳なくてなのか、
私はハブられた時以来に久しぶりに学校で泣いた…


かずま君に見られたくはないから更衣室で…


友達に戻りたかった…

休日のデートすら、私はできるような家庭環境ではなかったから…

それなのにかずま君を好きになったことを後悔した…


クラスみんなが付き合ってること知ってたから、かずま君に私が泣いてることを伝え、かずま君が入ってきた…

「俺はさきがホントに好きだよ。さきが悩んだ時や苦しいときはぎゅーってしてあげるから。どんな不安もなくす。だからこれからずっと好きでいて下さい。これからも大好きだよ。」


この日から私は何でも隠さず話すようになった。
彼の優しさに寄り掛かった…

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