携帯小説!(PC版)

トップページ >> ミステリ >> 龍と狼81

龍と狼81

[340]  武藤 岳  2007-11-06投稿
マウンド付近の式壇付近は、米大統領や、各国の首脳が演説する場所の為、爆弾などが敷設されないように、特に警備が厳しかった。

マウンド付近は常に24時間を徹して、周囲を重武装した数名の兵士が取り囲み、警戒にあたっていた。

そこへ、彼等の上官らしき一人の軍人が部下数名を連れて、やって来た。

軍人らしい、引き締まった顔に、ピンと張った姿勢で、彼等に近付くと敬礼をしてから、状況報告を求めた。

「異常はないか?」

「はっ!何も異常はありません。」

「式壇の下は特に気をつけろ!
そいつは、今までの爆弾とは比べ物にならない爆発力があるからな!」

「はっ!」

部下数名の重武装兵士は最敬礼をすると、式壇の組まれた足場の土を恐ろしげに眺めた。

「埋設している深さは、地下数メートル程度しかないからな!
慎重にな!」

上官は再度、注意を促すと、再び来た方向へ早足で戻っていった。

「明日は凄い事になるぞ」

一人の兵士が言った。

「ああ。」

相手の兵士は身震いをしていた。

「怖いのか?」

「・・・いや、凄い事になりそうで・・・」

「そうだ。明日で歴史が変わるぞ!
リニューアル・アメリカ、いや、ワールドだ!」


感想

感想はありません。

「 武藤 岳 」の携帯小説

ミステリの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス