君がいない2。?
次の日の仕事は東京でのライブだった。
順調に進んでいくように見えるライブも僕の心の中は違っていた。
三列目の右端にずっと僕を見ている一人の女の子
真紀……。
どうして…?
なんで来るんだよ…
なんで…笑ってんの?
そんな嬉しそうにさ…
僕はなるべく真紀のいる方向を見ないように、なんとかライブを終えた。
誠也と一樹は気づかなかったのだろうか?
二人はいつも通りだった
美里がまた楽屋に来た。
「龍一、お疲れ様☆」
うまく笑顔が作れない。美里の顔もうまく見れない。
「龍一?なんか元気ないよ?」
「…そう?」
美里がじっと僕を見ていた。
「………あの人がいたから…?」
大きく心臓が音をたてる程だった。
「なん…で… ?」
「龍一の事はなんでも知ってるよ。
まだ好きなの…?」
そんな急に言われてもわかんねぇよ…
僕は美里を好きになった
昔は真紀が好きだったんだ…死ねほど…
だから忘れられはしないけど、気持ちは変えたんだ…
だって、真紀にも恋人がいるんだから…
「答えてよっ!!」
美里の目から涙が溢れていた。
誠也も一樹も静かに僕達を見ていた。
「僕は美里が好きだよ。
ただ疲れてるだけだよ」
「……そっか。
ごめんね…じゃあまた明日ね☆」
赤い目をした美里は楽屋を後にした。
僕はすぐにその後を追った。
順調に進んでいくように見えるライブも僕の心の中は違っていた。
三列目の右端にずっと僕を見ている一人の女の子
真紀……。
どうして…?
なんで来るんだよ…
なんで…笑ってんの?
そんな嬉しそうにさ…
僕はなるべく真紀のいる方向を見ないように、なんとかライブを終えた。
誠也と一樹は気づかなかったのだろうか?
二人はいつも通りだった
美里がまた楽屋に来た。
「龍一、お疲れ様☆」
うまく笑顔が作れない。美里の顔もうまく見れない。
「龍一?なんか元気ないよ?」
「…そう?」
美里がじっと僕を見ていた。
「………あの人がいたから…?」
大きく心臓が音をたてる程だった。
「なん…で… ?」
「龍一の事はなんでも知ってるよ。
まだ好きなの…?」
そんな急に言われてもわかんねぇよ…
僕は美里を好きになった
昔は真紀が好きだったんだ…死ねほど…
だから忘れられはしないけど、気持ちは変えたんだ…
だって、真紀にも恋人がいるんだから…
「答えてよっ!!」
美里の目から涙が溢れていた。
誠也も一樹も静かに僕達を見ていた。
「僕は美里が好きだよ。
ただ疲れてるだけだよ」
「……そっか。
ごめんね…じゃあまた明日ね☆」
赤い目をした美里は楽屋を後にした。
僕はすぐにその後を追った。
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