愛しい君へ?
私が倒れて1週間がたったちょうど今日。私は、手術を受ける。私は、手術前に誠二に言った。
「…誠二。もしも私がこの世から消えて遠くに行っちゃったら、私の事は構わず新しい幸せを見つけてね。」
「………。」
「誠二?」
誠二は泣かないように必死に堪えていた。彼の瞳は溢れそうな涙でいっぱいだった。やっとの思いで彼は口を開いた。
「奏。そんな事いうなよ…。俺はお前と一緒がいいし、お前がいない幸せなんていらねぇよ。」
「誠二…。ごめん。」
「あぁ〜もう、やめだやめだ。こんな話。絶対手術は成功するよ。大丈夫だって。それに手術が終わったら、奏に言いたい事があるんだ。」
「言いたい事?」
「だから、絶対に戻ってこいな。」
「…ありがとう。誠二。」
私は涙目になっていた。
看護師が病室へと入ってきた。
「失礼します。そろそろ時間なので、行きましょうね。」
「はい。分かりました。」
「頑張れよ。」
誠二に見送られ、私は手術室へと向かった。両親はもう手術室の前にきていた。
「奏。頑張れ。ここで見守ってるからな。」
「奏なら大丈夫だから。私たちの子ですもの。」
「お母さん、お父さん。ありがとう。」
そして、私は手術室へと入った。
「…誠二。もしも私がこの世から消えて遠くに行っちゃったら、私の事は構わず新しい幸せを見つけてね。」
「………。」
「誠二?」
誠二は泣かないように必死に堪えていた。彼の瞳は溢れそうな涙でいっぱいだった。やっとの思いで彼は口を開いた。
「奏。そんな事いうなよ…。俺はお前と一緒がいいし、お前がいない幸せなんていらねぇよ。」
「誠二…。ごめん。」
「あぁ〜もう、やめだやめだ。こんな話。絶対手術は成功するよ。大丈夫だって。それに手術が終わったら、奏に言いたい事があるんだ。」
「言いたい事?」
「だから、絶対に戻ってこいな。」
「…ありがとう。誠二。」
私は涙目になっていた。
看護師が病室へと入ってきた。
「失礼します。そろそろ時間なので、行きましょうね。」
「はい。分かりました。」
「頑張れよ。」
誠二に見送られ、私は手術室へと向かった。両親はもう手術室の前にきていた。
「奏。頑張れ。ここで見守ってるからな。」
「奏なら大丈夫だから。私たちの子ですもの。」
「お母さん、お父さん。ありがとう。」
そして、私は手術室へと入った。
感想
- 7950: はやく次だしてくれよ!楽しみにしてるからさ(^_-) [2011-01-16]