携帯小説!(PC版)

トップページ >> ミステリ >> 龍と狼83

龍と狼83

[323]  武藤 岳  2007-11-07投稿
「次に、セカンドアタックについての説明に入る。」

指揮官がモニターの画像を切り替えた。

「現在、サンフランシスコ湾内に、韓国海軍のイージス艦一隻を含む艦船が四隻、合同演習の為、停泊中である。
当初、これらの艦船は穏便に湾外へ追い出す計画であったが、CIA本部より韓国のスパイが色々嗅ぎ廻っているらしく、韓国海軍艦船に不穏な兆候ありとの報告があった。
よって、セカンドチームには、これら艦船全てを、撃沈してもらいたい。」

指揮官の命令直後、部屋の中がざわめいた

「四隻全てを撃沈するのですか?」

誰かが聞いた。

「そうだ。乗員全てを陸に上げ、セレモニー会場の警備に充当させ、無人の艦を撃沈してもらう。
上陸した部隊は、“テロ”による攻撃と、我々の空からの“反撃”によって、殲滅する。」

部屋の中が静まりかえった。

「以上!」

指揮官の張り詰めた声が響き渡ると、全員が起立して敬礼をすると、指揮官は部屋から出て行った。


基地には爆撃機の轟音が響き、部隊の緊張が高まりつつあった。




八.

そして同じ頃、サンフランシスコ湾内に係留中の、韓国海軍のイージス艦“仁川”にも緊張が走っていた。


感想

感想はありません。

「 武藤 岳 」の携帯小説

ミステリの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス