三十路と結婚
私は、霧島早紀
今年、三十路と言われる年になり、両親からの見合い話もちらほら、会社では、お局様になっている。近頃の若いのは、お茶も入れられないの?って感じで、若い子には、行き遅れなどと陰で言われているのもわかっている。しかし、私には、不倫をやめようやめようと思いながらしている上司の男性がいる。だから、結婚に縁遠くなっているに違いない。私だって、上司高島と結婚したい。奥さんから奪ってやりたい。と心では何度も思ってる。しかし、彼には、子供が3人もいる。やめたい。こんな恋。不倫って恋愛なのかな?彼と週末は会えない。平日、残業と称して、ホテル。「早く、早紀は、結婚したらどうなんだ?俺と遊んでないで」彼がいつものように身支度をしながら軽く言う。「俺が仲人してやってもいいぞ」アッハハ、と笑いながら、「きれいなんだろうなぁ、早紀のウェディングドレスは、泣いちゃうかもなぁ」おいおい…思わず私は、ベットの中で「おまえがいるから、結婚できないんだよ」って枕を投げつけてやった。いつもの会話。「俺が悪いね。失礼しました。」笑う彼の最後の言葉。忘れない。今、彼はいないけど、私の心に住んでいるから、忘れない。
今年、三十路と言われる年になり、両親からの見合い話もちらほら、会社では、お局様になっている。近頃の若いのは、お茶も入れられないの?って感じで、若い子には、行き遅れなどと陰で言われているのもわかっている。しかし、私には、不倫をやめようやめようと思いながらしている上司の男性がいる。だから、結婚に縁遠くなっているに違いない。私だって、上司高島と結婚したい。奥さんから奪ってやりたい。と心では何度も思ってる。しかし、彼には、子供が3人もいる。やめたい。こんな恋。不倫って恋愛なのかな?彼と週末は会えない。平日、残業と称して、ホテル。「早く、早紀は、結婚したらどうなんだ?俺と遊んでないで」彼がいつものように身支度をしながら軽く言う。「俺が仲人してやってもいいぞ」アッハハ、と笑いながら、「きれいなんだろうなぁ、早紀のウェディングドレスは、泣いちゃうかもなぁ」おいおい…思わず私は、ベットの中で「おまえがいるから、結婚できないんだよ」って枕を投げつけてやった。いつもの会話。「俺が悪いね。失礼しました。」笑う彼の最後の言葉。忘れない。今、彼はいないけど、私の心に住んでいるから、忘れない。
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