また朝が来た3
修学旅行一日目。
バスに乗って、飛行機に乗りながら、ずっと真奈と一緒に話してた。
ああやっぱり、楽しい。
何もしゃべんない時間とかもあったけど、イアホン二人で片っ方ずつ耳にして、音楽聴いた。
「音量だいじょぶ?真奈。」「うん、大丈夫聞こえるよ」「私、この曲好きなんだけど」
「いいね、歌詞とかやばいいい。」
こんな些細なことがテンションが上がるきっかけで。バスのなか、一年の頃に戻れてた。
「美咲、写真撮ろ」
空港で飛行機を待つロビーの中。真奈が携帯を持っていってきた。
お互いを取り合おうということで個人個人で写真に写った。
ここからである。
「アハハ!!」
それ自体は別に嫌がる理由なんて何処にもなかった。けれど、真奈は私の写真を拡大した。
唇、鼻、眼、次々にその場所をアップして笑いながら保存していった。
「ちょっと、真奈止めてよ!!」
自分の顔のアップはキモいだけで、消してと空港で少し大きな声を出した。
「えー、でも笑えるのに。」「いいから、消して。」
「・・・どうしよっかな?(笑)」
ただでさえ、最近の真奈には愛想が尽きているのに、旅行前にそんなことされたら苛つく。
「しらけた。」
テンションは下がる。結局はこうなるんだ。
なんかマジでつまらない旅行になりそう。
バスに乗って、飛行機に乗りながら、ずっと真奈と一緒に話してた。
ああやっぱり、楽しい。
何もしゃべんない時間とかもあったけど、イアホン二人で片っ方ずつ耳にして、音楽聴いた。
「音量だいじょぶ?真奈。」「うん、大丈夫聞こえるよ」「私、この曲好きなんだけど」
「いいね、歌詞とかやばいいい。」
こんな些細なことがテンションが上がるきっかけで。バスのなか、一年の頃に戻れてた。
「美咲、写真撮ろ」
空港で飛行機を待つロビーの中。真奈が携帯を持っていってきた。
お互いを取り合おうということで個人個人で写真に写った。
ここからである。
「アハハ!!」
それ自体は別に嫌がる理由なんて何処にもなかった。けれど、真奈は私の写真を拡大した。
唇、鼻、眼、次々にその場所をアップして笑いながら保存していった。
「ちょっと、真奈止めてよ!!」
自分の顔のアップはキモいだけで、消してと空港で少し大きな声を出した。
「えー、でも笑えるのに。」「いいから、消して。」
「・・・どうしよっかな?(笑)」
ただでさえ、最近の真奈には愛想が尽きているのに、旅行前にそんなことされたら苛つく。
「しらけた。」
テンションは下がる。結局はこうなるんだ。
なんかマジでつまらない旅行になりそう。
感想
感想はありません。