携帯小説!(PC版)

君2

[204]  ヒデ  2007-11-09投稿
僕にはわからない。ヒトミに何かあったのか。   そんなことを考えているとヒトミが急に言った。  「あ…私帰らなきゃ」
僕は 「うん」とつぶやくしかなかった。
ヒトミと別れてから10分経ったくらいに、トシからメールが来た。
「ねぇ、ヒトミどぅさ?」
「普通だよ。なんで?」そう送り返すと、あの悲しい笑顔の意味がわかった。
「あいつ…。 最近親が亡くなったみたい…。でも、皆に同情されるのが嫌で、強がって笑ってるらしいんだよな。でもさぁ、ヒトミ、 お前といると心から笑ってる気がするんだ。」

「まさか 笑」
僕の心が少し晴れた気持ちになった。

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