君にはかなわない 1
「なんだろうこの気持ちは。」
心配してるわけじゃないのになあ。
私の席の隣、
今日もあいてる。
2学期の始めに
席替えをした時からかわってないのだが、
私の右隣の
山岩君は、
ずっと学校に来ていない。まあ
それはいいとして、今不思議に感じているのは
自分自身の心だ。べつに山岩岩君は、すきではない。かといって、
きらいでもない。なのに、なのに、どうも彼の事が
気になってしかたない。
これは、いったいなんなのだろう。
「こいだね。」
「こっこい?」
思わず突拍子のない声を
出してしまった。
「そう友子は、こいに落ちてるのよ。」
「えっええでもさっ。」
あせりまくる私を
見て春香が笑う。
「だあかあら。知らぬ間にまに山岩がすきになってたんだよ。」
心配してるわけじゃないのになあ。
私の席の隣、
今日もあいてる。
2学期の始めに
席替えをした時からかわってないのだが、
私の右隣の
山岩君は、
ずっと学校に来ていない。まあ
それはいいとして、今不思議に感じているのは
自分自身の心だ。べつに山岩岩君は、すきではない。かといって、
きらいでもない。なのに、なのに、どうも彼の事が
気になってしかたない。
これは、いったいなんなのだろう。
「こいだね。」
「こっこい?」
思わず突拍子のない声を
出してしまった。
「そう友子は、こいに落ちてるのよ。」
「えっええでもさっ。」
あせりまくる私を
見て春香が笑う。
「だあかあら。知らぬ間にまに山岩がすきになってたんだよ。」
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