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遅過ぎた想い

[187]  ふく  2007-11-12投稿
心も身体もボロボロで
自分が今にも壊れて失くなりそうになる
足が縺れて上手く歩けなくて
目の前がぼやけて見える
立つことがやっとで
息を吸うことがやっとで
生きている心地がしない

心が死んでしまった

もう歩けなくて
目の前が真っ暗で
何も聞こえない
生きる気力さえ無くした


座り込んで動けなくなった体に暖かいものを感じた
そこにはあなたの手があって
そっと私の体を包み込んでくれる

久しぶりの暖かさに力がすっと抜けていく

あぁそうか
誰かに抱きしめてもらいたかったんだ

ほんの少しの安らぎが欲しかった

いつでもそうやって手を差し延べてくれた
守ってくれた

不思議と体の中から温かいものが湧いてくる

忘れかけた生命がこうしてまた蘇る

何も言わずに包んでくれるから
安心して全てを預けられる

また綺麗な景色が見れるかな
また幸せが見えるのかな
また強く立ち上がれるかな

あなたが大丈夫だって言ってくれるから
捨てかけた希望が少しずつ膨らんでいく

いつも有難う
こんな私を見捨てないでいてくれて有難う


ごめんね


何故私はこの人を選ばなかったのだろう
一番近くで見ていてくれたのに
何故だれよりも愛せなかったのだろう

でも今なら分かる
私が一番必要としていたもの

遅過ぎるけと気付いてしまった
近くに感じすぎて気付かなかった

あなたを愛しているとゆうこと

遠回りしたけど
絶望から救い出してくれる
暖かいあなたをだれよりも愛している

だからこのまま
あなたの胸の中でずっと呼吸をしていたい

また生きる気力をあなたが私にくれた

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