ゴーレムマン・3話
僕がゴーレムに成って3日目の朝が来た。
妙に静かな朝だった。目に入るモノは自分が壊した町と、遠くで僕を眺めている【人間】
僕自身が、もう【人】ではないと自覚させられる。
そんな時、1機の戦闘機はやってきた。
....カッコ良いな。
そう言えば子供の頃、大好きだった飛行機のオモチャ、何処に行ったんだろ?
戦闘機は1発の爆弾を、僕に向がけ落としてきた。
ソレは僕の腰の辺りに触れ、強烈な爆発音を奏でた。
僕の腰は破裂し、上半身と下半身を2つにし僕の破片は、上空まで高々に舞い上がった。
何が起きたか分らなかった。
痛みも無く、僕は倒れている事だけに気付いた。
戦闘機は空を大きく旋回し、僕を見ていた。
恐怖
自分の存在を消される。
憎悪
僕をこんな姿に変えた【神?】
悲しみ
遠くで見ている、両親や、親友、知人、好きな人の悦びの声。
死にたくない。
恐怖は自分を崩壊させ、上半身だけで町を這いずり始めた。
自分の家を破壊し、学校を破壊し、近所の公園を破壊し
町を瓦礫へ変えていく。
戦闘機は2発目の爆弾を発射。
僕はコナゴナに砕け散った。
続く。
妙に静かな朝だった。目に入るモノは自分が壊した町と、遠くで僕を眺めている【人間】
僕自身が、もう【人】ではないと自覚させられる。
そんな時、1機の戦闘機はやってきた。
....カッコ良いな。
そう言えば子供の頃、大好きだった飛行機のオモチャ、何処に行ったんだろ?
戦闘機は1発の爆弾を、僕に向がけ落としてきた。
ソレは僕の腰の辺りに触れ、強烈な爆発音を奏でた。
僕の腰は破裂し、上半身と下半身を2つにし僕の破片は、上空まで高々に舞い上がった。
何が起きたか分らなかった。
痛みも無く、僕は倒れている事だけに気付いた。
戦闘機は空を大きく旋回し、僕を見ていた。
恐怖
自分の存在を消される。
憎悪
僕をこんな姿に変えた【神?】
悲しみ
遠くで見ている、両親や、親友、知人、好きな人の悦びの声。
死にたくない。
恐怖は自分を崩壊させ、上半身だけで町を這いずり始めた。
自分の家を破壊し、学校を破壊し、近所の公園を破壊し
町を瓦礫へ変えていく。
戦闘機は2発目の爆弾を発射。
僕はコナゴナに砕け散った。
続く。
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