携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 冬桜 ?

冬桜 ?

[174]  モンブラン  2007-11-14投稿
溜めてた気持ちを全て吐き出した。
思いを全部伝えた。

「ありがとう。」
また、桜が泣いていた。
「冬夜がそんなに私の事思ってくれてたなんて…。知らなかった。」
桜の言葉にいつの間にか冬夜も涙が溢れていた。
「私も寂しかった。冬夜がいない毎日がつまらなかった。冬夜が大切だって事わかった。」
桜の言葉一つ一つが、体に染み込んだ。冬夜の心から温かい気持ちが溢れていた。



少し冷たい風。
冬が近づくしるし。
涙で頬が少し寒い。
温もりを求めていた心。
温もりを見つけた、手と手。


家の前。少し名残惜しい気持ちを抑えながら手を振る。桜を見送って自分も帰路に着く。「冬夜っ!!」
「ん?」
「大好きだよっっ!!」少し照れながら桜が言った。
「おいっっ!!」
照れながら冬夜は「俺も」と、答えた。


震える心。
溢れる気持ち。
その思いを音に変えて。
空に浮かぶ太陽に放つ。

『ざま〜みろ!大切を掴んだぞ!』そう言うように、音を放った。

音に思いを託して、いつも隣のアイツに送り続きる。


〜end〜

感想

感想はありません。

「 モンブラン 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス