素直になれなくて… VOL1
私の名前は片桐 美夏。現在、高校二年。彼氏ナシ。部活は帰宅部。つまりどこにも入ってない。ウチの高校は男女共学。男に縁がないわけじゃないのに、私と友達以上になるヤツは誰もいない。夢に描く高校生活とはだいぶ掛け離れたものだけど、「彼氏ナシ」という現実を除いてはそれなりに満足してる。
ーある日の放課後ー
「美夏!二年B組の紺野 が探してたよ。」
大親友の里美が息を切らして走ってきた。
「聡が?」
「美夏?アンタ、紺野の事、『さとし』って呼んでんの?」
「うん、そうだよ。里美には話してなかったっけ?聡とは幼稚園から一緒で幼なじみなんだよ。親同士が仲が良いこともあってさ。」
「いいなぁ〜うらやましい〜☆」
里美の目がナゼか輝いてる。
「紺野ってさ意外とイケメンじゃん。ルックスもいいし……」
里美ってばウットリしちゃってるよ。
「何で教えてくんないのさ、もっと早くに教えてくれていたら、ゲットできたかもしれないのに。そしたら、バラ色の高校生活が……」
何、妄想してんだろう?
「里美?大丈夫?」
「美夏、アンタ一番近くにイケメン紺野がいるのに、何で付き合わないのさ?私なら、即座にゲットなのに。」
「はぁー?聡と付き合うなんて、一生かけてもナイと思うよ。」
そんなこと考えたことなかったなぁ。
「行こうよ。紺野の所。」
里美が輝いて見えるのって私だけかな…
「里美ちゃん、あなたも来るの?」
「行きたい。行かせてよぉ〜、美夏、お・ね・が・い☆」
重症だ。里美は男大好き人間だし、イケメンなんて聞いた日にはゲットに向けて一直線って感じだもんなぁ。逆にうらやましいかも。
「分かった……。里美、何でそんなに輝いてるの?……まさか、ゲッチューとか思ってる?」
「(*^.^*)」
やっぱり……思ってたんだ。
と、いうわけで、私と里美は聡のいるB組の教室へ向かった。
ーある日の放課後ー
「美夏!二年B組の紺野 が探してたよ。」
大親友の里美が息を切らして走ってきた。
「聡が?」
「美夏?アンタ、紺野の事、『さとし』って呼んでんの?」
「うん、そうだよ。里美には話してなかったっけ?聡とは幼稚園から一緒で幼なじみなんだよ。親同士が仲が良いこともあってさ。」
「いいなぁ〜うらやましい〜☆」
里美の目がナゼか輝いてる。
「紺野ってさ意外とイケメンじゃん。ルックスもいいし……」
里美ってばウットリしちゃってるよ。
「何で教えてくんないのさ、もっと早くに教えてくれていたら、ゲットできたかもしれないのに。そしたら、バラ色の高校生活が……」
何、妄想してんだろう?
「里美?大丈夫?」
「美夏、アンタ一番近くにイケメン紺野がいるのに、何で付き合わないのさ?私なら、即座にゲットなのに。」
「はぁー?聡と付き合うなんて、一生かけてもナイと思うよ。」
そんなこと考えたことなかったなぁ。
「行こうよ。紺野の所。」
里美が輝いて見えるのって私だけかな…
「里美ちゃん、あなたも来るの?」
「行きたい。行かせてよぉ〜、美夏、お・ね・が・い☆」
重症だ。里美は男大好き人間だし、イケメンなんて聞いた日にはゲットに向けて一直線って感じだもんなぁ。逆にうらやましいかも。
「分かった……。里美、何でそんなに輝いてるの?……まさか、ゲッチューとか思ってる?」
「(*^.^*)」
やっぱり……思ってたんだ。
と、いうわけで、私と里美は聡のいるB組の教室へ向かった。
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