不思議な夢・/01
ある夢を見た・・。
暗闇に座りこんでいる女の子。女の子が座っているところだけがスポットライトで照らされるかのように明るくなっている。
−わたし?
そう。暗闇に泣きながら座りこんでいるのはわたしだった。
夢の中のわたしには彼氏がいた。
しかし、彼氏と彼氏のお母さんは交通事故で亡くなってしまったのだ。
右手にカッターを持っている。
わたしは大声を出して自殺を止めようとするが、
夢の中のわたしにはわたしの声が聞こえないようだった。
「カシャーン!」
突然、手に持っていたカッターがわたしの手からはなれる。
そこに彼氏と彼氏のお母さんがふわっと現れる。
「葉衣音、まだこっちに来るな。お前にはまだ人生が残っている。またいつか迎えに来るから。」
「いやっ!わたしも連れてって!」
「葉衣音っ!あんたが来ると生活費がかかるから来ないでっ!」
彼氏のお母さんが泣きながら、葉衣音を突き飛ばす。
そして二人は消え、
わたしはその場で眠ってしまう。
月日が経ち、夢の中のわたしはおばあちゃんになる。
そんなある日、いつものように眠りについたわたしはある夢を見る。
駅のホームに立っている。
電車がきて、わたしの目の前で停止する。
中から、彼氏と彼氏のお母さんが手をのばす。
「そろそろいいだろう。」
「こっちにいらっしゃい。」
わたしは二人の手を握り、
電車に乗り込む。
しかし、葉衣音達をまちかまえていたのは悲劇だった・・。
暗闇に座りこんでいる女の子。女の子が座っているところだけがスポットライトで照らされるかのように明るくなっている。
−わたし?
そう。暗闇に泣きながら座りこんでいるのはわたしだった。
夢の中のわたしには彼氏がいた。
しかし、彼氏と彼氏のお母さんは交通事故で亡くなってしまったのだ。
右手にカッターを持っている。
わたしは大声を出して自殺を止めようとするが、
夢の中のわたしにはわたしの声が聞こえないようだった。
「カシャーン!」
突然、手に持っていたカッターがわたしの手からはなれる。
そこに彼氏と彼氏のお母さんがふわっと現れる。
「葉衣音、まだこっちに来るな。お前にはまだ人生が残っている。またいつか迎えに来るから。」
「いやっ!わたしも連れてって!」
「葉衣音っ!あんたが来ると生活費がかかるから来ないでっ!」
彼氏のお母さんが泣きながら、葉衣音を突き飛ばす。
そして二人は消え、
わたしはその場で眠ってしまう。
月日が経ち、夢の中のわたしはおばあちゃんになる。
そんなある日、いつものように眠りについたわたしはある夢を見る。
駅のホームに立っている。
電車がきて、わたしの目の前で停止する。
中から、彼氏と彼氏のお母さんが手をのばす。
「そろそろいいだろう。」
「こっちにいらっしゃい。」
わたしは二人の手を握り、
電車に乗り込む。
しかし、葉衣音達をまちかまえていたのは悲劇だった・・。
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