たれまに〜Anniversary〜(25)
今、松本がここにいてくれてる事で、私は何とかなってる。
「松本、ごめん…」
マスカラで汚れた目の下を拭って笑った顔を作る。
「謝んなよ。謝るくらいなら付き合え」
意地悪そうに笑い返す松本。
「…そうだね…」
私の呟きに少し驚いたような顔を見せる松本。
私、松本といた方が幸せになれんのかな?
笑っていられるかな…?
…
考えてたら、無言で見つめてしまってたらしい。
ハッとして声をかけようとした、その時―\r
いきなり松本の顔が近くなって、
唇が、軽く当たった。
「これで、勘弁してやる」
…え?
何?
「何、言って…?」
「真鍋先輩―」
!!
いきなり和也の名前出されてドキッとした。
松本はそのまま続ける。
「あの人、アンタの為にバイトしてたの知ってた?」
「バイト?」
私の中で疑問が渦巻く。
「やっぱな〜!」
松本はため息をつくと背を向けた。
「昨日、熱で倒れたんだよ真鍋先輩。バイト先でな!恐らく、まだ…治ってねぇんじゃねーか?しらねーけど」
和也が、バイト?…熱?
何それ…全然知らないよ。何で松本が知ってんの?
問い掛けようとした私より早く、松本が遮った。
「松本、ごめん…」
マスカラで汚れた目の下を拭って笑った顔を作る。
「謝んなよ。謝るくらいなら付き合え」
意地悪そうに笑い返す松本。
「…そうだね…」
私の呟きに少し驚いたような顔を見せる松本。
私、松本といた方が幸せになれんのかな?
笑っていられるかな…?
…
考えてたら、無言で見つめてしまってたらしい。
ハッとして声をかけようとした、その時―\r
いきなり松本の顔が近くなって、
唇が、軽く当たった。
「これで、勘弁してやる」
…え?
何?
「何、言って…?」
「真鍋先輩―」
!!
いきなり和也の名前出されてドキッとした。
松本はそのまま続ける。
「あの人、アンタの為にバイトしてたの知ってた?」
「バイト?」
私の中で疑問が渦巻く。
「やっぱな〜!」
松本はため息をつくと背を向けた。
「昨日、熱で倒れたんだよ真鍋先輩。バイト先でな!恐らく、まだ…治ってねぇんじゃねーか?しらねーけど」
和也が、バイト?…熱?
何それ…全然知らないよ。何で松本が知ってんの?
問い掛けようとした私より早く、松本が遮った。
感想
感想はありません。