携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> たれまに〜Anniversary〜(25)

たれまに〜Anniversary〜(25)

[196]  じゅりあ  2007-11-15投稿
今、松本がここにいてくれてる事で、私は何とかなってる。

「松本、ごめん…」

マスカラで汚れた目の下を拭って笑った顔を作る。

「謝んなよ。謝るくらいなら付き合え」

意地悪そうに笑い返す松本。

「…そうだね…」

私の呟きに少し驚いたような顔を見せる松本。

私、松本といた方が幸せになれんのかな?
笑っていられるかな…?



考えてたら、無言で見つめてしまってたらしい。

ハッとして声をかけようとした、その時―\r

いきなり松本の顔が近くなって、

唇が、軽く当たった。


「これで、勘弁してやる」

…え?


何?

「何、言って…?」

「真鍋先輩―」

!!

いきなり和也の名前出されてドキッとした。

松本はそのまま続ける。

「あの人、アンタの為にバイトしてたの知ってた?」
「バイト?」
私の中で疑問が渦巻く。

「やっぱな〜!」
松本はため息をつくと背を向けた。

「昨日、熱で倒れたんだよ真鍋先輩。バイト先でな!恐らく、まだ…治ってねぇんじゃねーか?しらねーけど」

和也が、バイト?…熱?
何それ…全然知らないよ。何で松本が知ってんの?

問い掛けようとした私より早く、松本が遮った。

感想

感想はありません。

「 じゅりあ 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス