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引きこもり男

[118]  美月  2007-11-16投稿
俺は 21歳の引きこもり野郎。
引きこもり歴5年。
無職。
バイトやってない。
大学?んなの行ってねぇよ。
彼女いない歴21年。
「美月〜!!美月!ご飯よ〜!」
今日も何にもなかった。幸せなコトなんか
なんもなかっ
「美月!早く!ご飯冷めちゃうよ!」
「うぁ〜!!今行くよ!!
今行くって言ってんだろ」
まったく…
うるさいなぁ…
俺は親と同居している。親に面倒を全て見てもらってる。
飯作らないで良いし
洗濯モノだって色々やんなくて良いし
色々と親は楽だ。
「ねぇ 美月。あんたに話があるの」
「ん?なぁに」
「お母さんとお父さんこの家出ていこうと思うの。」
「ああ そう」
……………………。
「えぇ!??
なっ なんで急に!?家出るって…」
「あんた もう21でしょう?
あんたのためにもお母さんとお父さん出てくって決めたのよ。」
「俺のためって…え…ちょっと待てよ
ちょっと待て…
ってコトは俺1人でここで暮らすのか?」
待ってくれ…
頭が…今嵐で家が壊されたみたいな状態だ…っっ(汗
「いいえ、あんたもウチ出てくのよ」
「え…俺も母さん達と暮らすのか?良かっ」
「いいえ、あんたも ここ出て行って アパートに住んで貰うわよ。」
え…えぇ!!!??
「アパートって
俺 アパートって
まだ 何にもっっ」
「大丈夫よ。焦らなくても もう大家さんに話つけてあるから」
「へ…」
「お母さん達 明日には出てくからね
あんたも早く荷物まとめてね
あんたも明日にはアパートに越すんだから」「明日て…」
おいおい…
ちょっと待て…
お前ら勝手過ぎだろ…
いくら息子のためでもそんなコトしなくても良いんじゃ?…(汗

「ごちそうさま…」
「あら?
もう良いの?」
「なんかクラッと…」
どうすんだよ…
急に 引きこもり歴6年の俺に 外に出て仕事探せなんて無理な話っ…
とか言いつつ荷物はまとめてるが…
今日は寝れねぇよ…
どうしするんだよ
俺…(汗
もし俺が女だったら
ここ秋葉原でメイドカフェくらい出来るのになぁ…(汗


「美月!!
ちょっと起きなさいよ!!起きなさい」
「んだよ…うるさいなぁ」
「もうトラックに積んじゃったからね
あんたの荷物も。
じゃあね 美月
元気にやんのよ。
早く起きないよ お引っ越しの人待ってるから」
…。
「えぇ!?」

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