私と天使2
気がつくと私は屋上で倒れていた。
空はまだ暗い。
私は体を起こして、屋上から下を見つめた。
「ハハッ」
私は笑いころげた。
馬鹿みたい〜!!私は何馬鹿な事をしようとしていたんだろう…
手で頬を触りツネった。
暖かい…痛い…
生きてる、私はまだ生きているんだ!
今までこんな事はあたり前だったはずなのに、今は“生きている”ということに凄く凄く嬉しさを感じた。
気がつけば頬に涙がつたって、
「ありがとう、ありがとう…」
と私は何度も何度も言った。
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