携帯小説!(PC版)

目覚め

[555]  ゆき  2007-11-17投稿
知人に聞いた実話である

とてもお酒好きな知人(スレンダーな美人女性)は、毎晩のように飲み歩いていました

彼女は記憶が途切れ途切れになり、気付いた時には、警察官に職務質問されかけたり、武勇伝の宝庫である
ある日、今日は比較的しっかりした足取りで帰宅し、自宅マンションに着いてホッとして、即眠りについた
…まぶしい…

あまりの眩しさに目覚め、ボーッとした頭ながら、いつもと違う雰囲気に気付き、辺りを見渡すと

そこはどうやら自宅マンションの玄関から朝日が差し込んでいる

つまり玄関が開いた状態で横たわり、しかもざわついた人々に覗きこまれているようだ

…ようやく頭が冴えてきて愕然!

玄関の扉に挟まるような形で眠りこんでおり、死体?と思った同じマンションの住人がたくさん集まって来たようなのだ

気付いたときには、恥ずかしさを隠すように逆ギレし叫んでいた!

「女性が寝ていたら、せめて玄関の中に押し込んで扉くらい閉めてよ!!!」

彼女はその後、密かに引っ越したことは言うまでもない

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