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晴輝と葵?

[642]  クロバス  2005-10-18投稿
朝、休み時間、放課後、帰り道、とにかく葵は俺のあとをついてきた。

『晴輝ぃ〜聞いてよ。また体重増えちゃってさ〜』

…そんなの知らん。

『あっ!ひどーい!それがレディと会話する言葉か!こっちはダイエット頑張ってるんだぞ〜』

怒ってる感じは全然無く、またしても笑顔な葵。

ってか俺の後付いてくるなよ…。

『私も家こっちだし。帰り道誰かに襲われたらヤバいでしょ?』

…誰が襲うかよ。

『言ったな〜!このヤロー』

葵は俺の頭を軽く叩き、こう言った。

『次は…許さないからね。』

俺は初めて見た葵のその表情にドキッとした。

それから俺は葵の事をよく考えるようになった…。

そして2学期が終わり、3学期が始まってすぐ席替えがあった。

くじ引きで決めたはずなのに、葵と俺はなぜか席が隣になった。

『おっ!晴輝が隣かぁ〜!楽しくなりそうぢゃん!』

俺はその時、確かに感じた。俺は葵に恋してる事を…。

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