携帯小説!(PC版)

トップページ >> コメディ >> クジでオッサンを当てた高校生のお話し?

クジでオッサンを当てた高校生のお話し?

[819]  182  2007-11-18投稿
千明はてっきりおっさんは家に居るものだと思っていた。

それは5人で千明の家に向かっていたときだ。

「クジで当てたおっさんってどんなおっさんかな!?」

「金だから相当レアなおっさんだろ!たぶんイタリア風のかっこいいおっさんだな!」

何勝手な想像をしているんだこいつらは…イタリア風って…千明はなんとなくおっさんを見せるのが恥ずかしくなってきた。

千明がそう思っていたときだった。

「うわぁ、あれってリストラってやつかな?」

勇太が指を差した先にはくたびれたスーツを着てブランコに乗っている中年オヤジがいた。

…ん?あれ?おっさん?やばいよ…まだ心の準備が…!千明がそう思ったときだ。
おっさんは立ち上がりこっちに手を振ってきた。

「千明くーん!おかえりー!」

4人が一斉に千明の顔を見た。

やばい!なんとかごまかすんだ俺…!
「…だ、誰だよ!?最近この辺に出る変質者かな?アハハハ…ほんと困るよな、ああいうの…ハハハ…」

よし!完璧だ!絶対ごまかせる…!そう思っていたのは千明だけだった。
4人からの痛々しい視線が千明を襲う。

「…千明、もういいよ…よく頑張った…」

葵は優しい口調でそう言うとポンポンと千明の肩をたたいた。

それが4人とおっさんの初めての出会いだった。

感想

感想はありません。

「 182 」の携帯小説

コメディの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス