幸せな居場所・
「そろそろ帰るわ。」
「うん。」
喫茶店で紅茶飲みながら話してデート終了。
いつもと同じだった。
でも私達は、それを楽しんでた。
二人で会って話せるだけで満足してた。
なのに・・なんでだろ。
今日は何かが違う。
(なんやろ・・めっちゃ違和感あんねんけど。)
店を出て手を振って、違う方向の家目指して歩いてるだけなのに。
(物足りん・・。)
気がついたら走ってた。
もちろん、自分の家とは別方向に向かって・・。
あった。
私は無我夢中になって
追いかけた。
−ガシッ。
「うわっ!」
「疲・・れたぁ・・。」
「どしたん?」
「忘れ・・もの。」
「何忘れたん?」
「・・ゅ。」
息切れして声がでない。
「ん?何って?」
「・・・・・那由っ!」
「・・俺!?」
「・・うんっ・・」
−「・・んで?」
「ん?」
「俺にどうしろと?」
「ん〜・・那由ん家行くっ!」
「しゃあないなあ〜っ行くか!」
「うんっ!」
見つけた。
これが私の居場所なんだ。
幸せな幸せな私の居場所は、
君のトナリだったんだ。
「うん。」
喫茶店で紅茶飲みながら話してデート終了。
いつもと同じだった。
でも私達は、それを楽しんでた。
二人で会って話せるだけで満足してた。
なのに・・なんでだろ。
今日は何かが違う。
(なんやろ・・めっちゃ違和感あんねんけど。)
店を出て手を振って、違う方向の家目指して歩いてるだけなのに。
(物足りん・・。)
気がついたら走ってた。
もちろん、自分の家とは別方向に向かって・・。
あった。
私は無我夢中になって
追いかけた。
−ガシッ。
「うわっ!」
「疲・・れたぁ・・。」
「どしたん?」
「忘れ・・もの。」
「何忘れたん?」
「・・ゅ。」
息切れして声がでない。
「ん?何って?」
「・・・・・那由っ!」
「・・俺!?」
「・・うんっ・・」
−「・・んで?」
「ん?」
「俺にどうしろと?」
「ん〜・・那由ん家行くっ!」
「しゃあないなあ〜っ行くか!」
「うんっ!」
見つけた。
これが私の居場所なんだ。
幸せな幸せな私の居場所は、
君のトナリだったんだ。
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