たれまに〜Anniversary〜(31)
翌日―\r
和也の風邪もすっかり治って、久しぶりに二人でお出かけ♪
の、筈だったのが―\r
「お前、何そのカッコ…」
和也が目の前の私を見て苦笑い。
ちなみに、私がどんなカッコしてるかと言うと…。
ロングコートにマフラーと、ミニスカ(中は毛糸のパンツ★)にブーツ(※もうすぐ夏がやって来ます)口にはマスク…と言った感じ。
「だ、だってぇ、寒いんだもん!」
「おま…だから昨日あれ程言ったのに…」
そう、キスした時に完全に貰ってしまったらしい。
「あーあ、これはお預けだな」
和也が目の前でヒラヒラと紙切れをチラつかせる。
「ああ!それはっ」
(某有名遊園地チケット!)ガーン!!
そんなぁ…と、涙目で嘆いていると和也が覗き込んで来る。
「俺の給料がなくなる前に早く治しなさい(笑)」
そう言うとマスクをみょーんって伸ばして、軽くキスをした。
「あ、鼻水付いてるよ」
「げっ!!」
冗談なのに(笑)
「しゃーない、お家デートだね」
私がため息混じりに言うと
「それじゃあ、いつまで経っても治らんだろが」
と和也はたれ目を更に垂らして笑った。
和也の風邪もすっかり治って、久しぶりに二人でお出かけ♪
の、筈だったのが―\r
「お前、何そのカッコ…」
和也が目の前の私を見て苦笑い。
ちなみに、私がどんなカッコしてるかと言うと…。
ロングコートにマフラーと、ミニスカ(中は毛糸のパンツ★)にブーツ(※もうすぐ夏がやって来ます)口にはマスク…と言った感じ。
「だ、だってぇ、寒いんだもん!」
「おま…だから昨日あれ程言ったのに…」
そう、キスした時に完全に貰ってしまったらしい。
「あーあ、これはお預けだな」
和也が目の前でヒラヒラと紙切れをチラつかせる。
「ああ!それはっ」
(某有名遊園地チケット!)ガーン!!
そんなぁ…と、涙目で嘆いていると和也が覗き込んで来る。
「俺の給料がなくなる前に早く治しなさい(笑)」
そう言うとマスクをみょーんって伸ばして、軽くキスをした。
「あ、鼻水付いてるよ」
「げっ!!」
冗談なのに(笑)
「しゃーない、お家デートだね」
私がため息混じりに言うと
「それじゃあ、いつまで経っても治らんだろが」
と和也はたれ目を更に垂らして笑った。
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