携帯小説!(PC版)

トップページ >> 詩・短歌・俳句 >> 色彩スリップアウト

色彩スリップアウト

[152]  帰人  2007-11-19投稿

グラスに入ったピアスをみながら、私はもう大人なんだとふと思う。

成長の証だといい聞かせ、私は自分の体をイジメ抜いた。

白線の引かれたレーンに手を伸ばし、誰かが勝手に決めたゴールをただ一直線に…。

あの頃は、周りの全てが疎ましかった。

ただ私と、ゴールまでの距離があれば他には要らないと思っていた。

そんな私に色を教えてくれたあなた。

白黒の世界に色とりどりの絵の具で、私や周りに色を付けてくれた。


あなたは私にとって、世界で一番の画家さんなんだ。

感想

  • 8030: タイトルに惹かれました。 心にぐっとくる、そんな感じがしました。 白黒の世界に…というところが好きです!! cake*** [2011-01-16]

「 帰人 」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス