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続 届かない手紙 完結

[636]  たかし  2007-11-19投稿
 病院に響く真理の靴音


《おじいちゃん...うそでしょ〜!.....》


カッ!カッ!カッ!....







何週間か前..


慶治 「送信!..と」

真理 「キタ―――ッ!」


「着たよおじいちゃん!..どれどれ..内容はっと...ぷっ?!」


《すっかり大きくなってしまった真理。
オシメをしていたのがついこの間のようです。
花嫁姿はいつみられるのやら……》






「ハハッ、なにこれ?〜、やったね!凄いじゃん!

「やりおったな」




《フ〜、さっちゃんがゆうてた、め〜るとやらを覚えましたよ……。
幸子さん...また話したい。..そして..》







《私もそろそろじゃろか......》







....カッ!カッ!..

「ガチャッ!」


..病室には、すすり泣く母と、眼を真っ赤にした二人の姉がいた。

〈皆無言、..ピコーン..ピコーン..ピコーン...
特有の音だけが響いている。〉


真理 「どうなってんのよ〜」

気が動転し、訳が分からない質問をする真理。

答える真沙恵




「たぶんだめだろうって……だめ…だって!....」


大泣きする母...病室を出て行く姉....






真理 「おじいちゃん!」
ベッドに詰め寄る真理

「...おじいちゃん!携帯...やっと覚えたんだよね!




二人で..覚えたんだよね!」





「..するんでしょ!.わたし...知ってたんだから!..幸子さんに...」

泣きながら....





「.....メールを!」



床に崩れる真理



〈ピー―― 〉









何日か後...



 家で慶治の携帯を見つける真理。



「...ん?」







受信のランプが点滅していた.....







      ‐完‐


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