携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 23年目の初恋 第1話

23年目の初恋 第1話

[161]  uka  2007-11-19投稿
中学2年。

思春期真っ只中。

初めて同じクラスになって、いつの間にかケンカ友達になった「健太」と私、「優花」。

毎日毎日ケンカして毎日毎日笑いあってた私達。
正直うざいし嫌だって思ってたけど…。

しゃべらない日があるとどこか物足りない。
何か寂しい。

大っ嫌いなんだけど。

何故?


当時私には好きな人がいた。勿論片思い。
すでに2回告白。そして2回ともふられた。

でもやっぱりまだ好きで、諦められなかった。


そうだったのに時々健太の事を考えるようになったのも事実。

私は健太の事…好き?なの?


周りからも早く付き合えば良いのに!とか健太あんたの事好きに決まってんじゃん!って言われるようになって…。


お互い少しずつ意識し始めたんだと思う。


まぁ私達の関係は相変わらずだったけど。
数ヶ月後、健太から告白された。

部活後。少し暗くなった夕方。運動場の片隅で

「優花の事、好き」

たった一言で。一瞬の出来事で。

普段とは違う健太に見えて。その顔がとても真剣でかっこよかった。


私の心の中に少し迷いもあったけど…。健太の事を好きって思う気持ちもあったから付き合うことにした。

まさか健太と付き合うことで私の気持ちがズタスダに引き裂かれるとはこの時はまだ分からなかった。


たったそれだけの出来事が。

君の心無い一言が。


人を傷つけるんだよ?

感想

感想はありません。

「 uka 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス