曲がり角の気持ち ライバル出現 2
「ゆーネェ。もしかして、彼氏とか言わないでよ?」
「そうぶごっ!!」
「んなことないって!」
雄は殴られた。彼氏と言うのを拒否されたのだ。
(だからって、殴んなよ。)
と、グチグチ思っていた。
「じゃあ、名前は?」
「おっ、尾高・・・。」
「下の名前は?」
「ゆ・・・う。」
「じゃあ、雄!ちょっと来て!」
「は?」
「じゃね!ゆーネェ!!」
「あー。あー・・・。ああああ!?」
気づいたときにはいなかった。
「ライバル出現?」
「でも、小学生じゃん?」
「性格も・・・言っちゃ悪いけど悪そー。」
「何股かけてんの?」
由成は、そんなつぶやきの中でブチッと糸を切った。その音は、周りにも聞こえるぐらいの殺気だった。
「ゆ・・・な?」
実奈は、来たばっかりで状況がつかめなかったが由成が怒ってる事には間違いはなかった。
(なんかあった?)
隣にいた女子に目くばせする。
「なんか、いとこに尾高君とられちゃったっぽい。」
「は?いとこって、小6でしょ?」
「うん・・・まぁ。」
「名前は?知ってる?」
「言ってなかったな。」
「山東 香緒里(さんとう かおり)。今のとこ、5股はかけてるね。」
その言葉は、殺気と沈黙だけが漂う空間にしてしまった。
「そうぶごっ!!」
「んなことないって!」
雄は殴られた。彼氏と言うのを拒否されたのだ。
(だからって、殴んなよ。)
と、グチグチ思っていた。
「じゃあ、名前は?」
「おっ、尾高・・・。」
「下の名前は?」
「ゆ・・・う。」
「じゃあ、雄!ちょっと来て!」
「は?」
「じゃね!ゆーネェ!!」
「あー。あー・・・。ああああ!?」
気づいたときにはいなかった。
「ライバル出現?」
「でも、小学生じゃん?」
「性格も・・・言っちゃ悪いけど悪そー。」
「何股かけてんの?」
由成は、そんなつぶやきの中でブチッと糸を切った。その音は、周りにも聞こえるぐらいの殺気だった。
「ゆ・・・な?」
実奈は、来たばっかりで状況がつかめなかったが由成が怒ってる事には間違いはなかった。
(なんかあった?)
隣にいた女子に目くばせする。
「なんか、いとこに尾高君とられちゃったっぽい。」
「は?いとこって、小6でしょ?」
「うん・・・まぁ。」
「名前は?知ってる?」
「言ってなかったな。」
「山東 香緒里(さんとう かおり)。今のとこ、5股はかけてるね。」
その言葉は、殺気と沈黙だけが漂う空間にしてしまった。
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