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リフェード 最終話

[203]  サス  2007-11-21投稿
カッと目を見開き跳ね起きた少年

辺りを見回す

しかしその必要は無かった。目の前に見知れた面々が居た為だ

『眠れる美少年が一週間ぶりのお目覚めだぜ』

『元気そうでなによりだ』

『ラウル!目が覚めたか!』

青と金髪の青年。そして中年の男性が安堵の表情を浮かべ胸を撫で下ろす

『ねぇ、あいつはどうなったの?』

今一番気掛かりなのはやはり白いスーツの男

『俺が駆け付けた時にはもう誰もいなかった。ラウル以外の二人を捜すのには苦労したな』

ロウは今まで感じた事のない魔力を察知してその場に飛んで来たらしい。点々と残った血痕がぷっつりと途絶えていた事は胸にしまうことにした

『そうなんだ…』

暗い表情を浮かべつぶやく。それを払拭するように金髪の青年が口を開いた

『終わった事は気にすんなよ!腹減ってんだろ?食堂行こうぜ!』

少年はそれに満面の笑みを超える輝く笑みと明るい声で返事をした

『レイス!お前も来るんだよ』

ドアノブに手を掛け彼をぶっきらぼうに手招きする

『仕方ない。付き合ってやるか』

一つ鼻で笑い、腰を上げ面倒くさそうに歩き始める

『ロウさんもだよ!』

中年の男性は驚いた表情を見せ立ち上がった

『仕事がまだ残ってるが、まぁいいだろう』

それを言うと手に取ったタバコを懐に戻した

廊下に響く4つの足音と笑い声

── なぁシェイド… こいつらなら、やってくれると思うだ。そっちの世界でも見届けてやってくれよ ───

ロウが心でつぶやくと肩に何か触れた気がした

── 先に逝っちまいやがって…馬鹿野郎が…───

『さぁ何食べようかな!』

『肉に決まってんだろうが!』

『ロウ教官の奢りで一品サービスしてくれるらしいぞ』

『おいおい、勘弁してくれ。給料まで無くなっちまう』

皆心から笑った。眠るまでその日は笑い通した


彼らの旅はまだ始まったばかり


ここにレジェンドの名の通り伝説を残そう

そしてその時、僕はあなたを越える事ができるんだ

── 完

モ○゙ゲーでリヴァーレとしてこれから続きを書きます。初作品なので感想、批評お願いします。管理人さんや最後まで見てくださった方々ありがとうございました。

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