携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> Ture Love

Ture Love

[103]  みぃな  2007-11-21投稿
赤い糸…運命の人…女は…いつしか、そんな言葉を信じて出会いを求めている。
でも…この人だ!って思って結婚して、幸せだって思っていたのに…ふと思うと…女ではなく母として妻としての自分がいる。
マンネリ化している生活…人から見れば…きっと幸せそうな家族にみえるんだろう。
でも…私は…何か物足りなかったんだよね…私、二度の結婚と離婚を経験した美樹。
それぞれの夫の子が二人いる。二度目の離婚に至った理由が…運命の人に会ったからなの。
私は…看護師。二度目の夫は優しいし、お金もあったし…私は…このまま生涯、人生を共にするって思った。だから一戸建てを買って、この人生のレールから脱線しないようにと自らを追い込んだ。

趣味のママさんバレー。病院関係の飲み会…好きな服を買って…物理的には幸せだった。
週に一度のバレーボールが…私の運命を変えた。もう5年前になる。おばさんばかりのチームに…二十歳の彼がコーチとして来た。私は…その時、29歳。彼の名前は“イブキ”。
イブキは…カッコ良かった。澄んだ瞳、張り裂けそうな、隆々とした筋肉、優しい笑顔…
この時は…若いっていいなって思っし、イブキから…おばさんだと思われてるんだろうって思っていた。
ある日バレーの試合やメンバーのポジションの話で意気投合し、連絡先の交換をした。その時の私は…単純にイブキのバレーに対する情熱が好きだった。

イブキからのメール…バレーの事以外に恋愛相談もあった。メールは、あんまり好きじゃなかったから返事もしない事の方が多かった。
あるバレーの練習日…『美樹さん…メールの返事くれないっすね…』と。
『私と同じ職業の彼女と上手くやってるじゃん…こないだ…ファミレスで仲良くしてる所みたよ』
『いや〜会いに行くの…遠いから面倒なんっす』な〜んてやり取りをするようになって…火が付いたように、携帯でのメールのやり取りが始まった。
ある日…仕事が休みだった私に、イブキからメールがきた。
“今まで…彼女といたんだけど、美樹さんにメール出来ないから帰り途中。今から飲みにいかない?”って。
心の中に眠っていた悪魔が目覚めた。つかさず、旦那には嘘をついて飲みに行けるように段取りをしている自分がいた。
久しぶりにオメカシして…旦那じゃない、男と飲みに行く事になった。
この時は…まだ、恋の始まりだとは、誰も知らなかった。

感想

感想はありません。

「 みぃな 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス