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静かな時間

[78]  DAB  2007-11-22投稿
中学に入学して間もない頃、僕は1人の女の子に目を奪われた。
いままで感じたことのない感情。
僕は誰にも聞けないままただ君を見ていた。



入学して半年、席替えをした。君の隣になりたいというのが本音。でもなったらなったで、どぉしようと思っている自分もいた。

そして終わってみれば僕の隣には君がいた。

「よろしくね。」

君が話かけてくれた。

「え!?…あぁ、よろしく」

明らかにあせってしまった自分に気づき、さらに動揺した。
そんな僕を見て笑った君の顔は、グラグラ揺れていた僕の心を一瞬にして鎮めた。

君にみとれた。

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