TOMORROW
2002年 12月25日私が初めて彼に出会った日。
私は街の小さなカフェでアルバイトをしている21歳独身。
将来は沖縄で自分のカフェを開きたい…それが私の夢でした。
その日はいつも通り仕事を終えて車で自宅に帰っていました。
車ではいつもラジオをかけています。
ラジオの話題はクリスマスの事ばっかり…。
ちょっと嫌になって消しました。
コンビニに寄って買い物をし、帰ろうとした時にふとタイヤを見ると、何と右前輪がパンクしてました。
そういえば走った感じが何となくいつもと違ったような…
頭が真っ白になった私はその場にしゃがみこんでしまいました。
その時一人の男性が私に話しかけてきました。
『どうかしましたか?』
歳は私と同じくらい、でもすごく落ち着いた感じ。スーツ姿で背の高い方。お金持ちっぽい感じでした…。
『タイヤがパンクしちゃって…。』
『スペアタイヤありますか?』
スペアタイヤなんて全く見た事がなかった私は
『…多分あると思います。』
彼は私の車からスペアタイヤを出すと、自分の車から工具を持ってきました。
車に工具載せてるなんてすごいなぁ…私は心の中で呟きました。
ほんの数分でスペアタイヤに交換してもらいました。
『あくまでもスペアタイヤだからすぐにスタンドでタイヤ買って付け替えた方がいいですよ』
『はい!ありがとうございました!』
そう言うと彼は凄く高そうなスポーツカーに乗って帰っていきました。
優しくてクールな感じの彼に私は一目惚れしちゃいました!
王子様みたい…。
でもきっともう逢えない…。
せめてもう一度だけ逢いたいよ!
それから2週間後
私はいつも通りカフェでバイトをしてました。
すると一人の男性が…
彼です! 私の王子様!
私は真っ先に彼のテーブルに行きました!
〜つづく〜
私は街の小さなカフェでアルバイトをしている21歳独身。
将来は沖縄で自分のカフェを開きたい…それが私の夢でした。
その日はいつも通り仕事を終えて車で自宅に帰っていました。
車ではいつもラジオをかけています。
ラジオの話題はクリスマスの事ばっかり…。
ちょっと嫌になって消しました。
コンビニに寄って買い物をし、帰ろうとした時にふとタイヤを見ると、何と右前輪がパンクしてました。
そういえば走った感じが何となくいつもと違ったような…
頭が真っ白になった私はその場にしゃがみこんでしまいました。
その時一人の男性が私に話しかけてきました。
『どうかしましたか?』
歳は私と同じくらい、でもすごく落ち着いた感じ。スーツ姿で背の高い方。お金持ちっぽい感じでした…。
『タイヤがパンクしちゃって…。』
『スペアタイヤありますか?』
スペアタイヤなんて全く見た事がなかった私は
『…多分あると思います。』
彼は私の車からスペアタイヤを出すと、自分の車から工具を持ってきました。
車に工具載せてるなんてすごいなぁ…私は心の中で呟きました。
ほんの数分でスペアタイヤに交換してもらいました。
『あくまでもスペアタイヤだからすぐにスタンドでタイヤ買って付け替えた方がいいですよ』
『はい!ありがとうございました!』
そう言うと彼は凄く高そうなスポーツカーに乗って帰っていきました。
優しくてクールな感じの彼に私は一目惚れしちゃいました!
王子様みたい…。
でもきっともう逢えない…。
せめてもう一度だけ逢いたいよ!
それから2週間後
私はいつも通りカフェでバイトをしてました。
すると一人の男性が…
彼です! 私の王子様!
私は真っ先に彼のテーブルに行きました!
〜つづく〜
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