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[312]  レオナ  2006-03-27投稿
「メールもきてない。どーしたんだろ???」

とりあえずアタシと秀は生徒会室の机についた。

アタシはケータイを取り出しメールと着信がないか確認する。

ない…。

センターに問い合わせてもメールはない。

「藍チャンどぅしたんだろ。ちょっと電話してみる。」

秀はそう言ってケータイを取り出し藍治に電話をした。

「ん〜出ない。」

藍治が何も予告なしにいないなんて珍しすぎる。

「事故とか???」

アタシは冷や汗をかく。

「それはないと思う…ケド………椿がそんなこと言ったら不安になるだろ!?!!」

「ゴメン。でも昨日も裕太ちゃんと来たしたぶん寝坊じゃナイ???」

「だろうね。」

秀は苦笑いした。

しばらくすると鈴子サンが来た。

「おはよー。…アレ藍治は??」

「来てない!!!」

アタシは鈴子サンに言った。

「珍しいわね。昨日は裕太で今日は藍治??アタシらの中で遅刻の常習犯なんてアタシ位なのに。」

「ねー何かあったとかじゃないよね??」

アタシは鈴子サンの制服の袖を掴んだ。

「まさか。椿はいつも心配しすぎ。」

鈴子サンはそう言ってアタシの肩をポンと叩いた。

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