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花のこころ?

[459]  しま 俊  2007-11-23投稿
 秋の終わり。学園祭の準備におわれていた。枯れた金木犀の葉が、校庭を風に舞っていた。
 「炊き出し、まだ?」
 「もうすぐお持ちいたしまぁす。」
 「まったく、食い意地だけは人一倍よね。イサくん!」
 「そこがいいんじゃない。本能全開って感じでさ。産まれたての赤ちゃんって、本能だけで生きているでしょ?トシを重ねると、それが段々うすれて来て、何か淋しい。」
 「やっぱり美月って変わってるよ。」
 小学生の頃からの友人、依里(エリ)に、いつもと同じセリフを言われて、胸の中で溜め息をついた。

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