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散り花 5

[284]  barn  2007-11-23投稿
私たちは公衆電話に再び戻ってきた

援助交際をしているという実感はなかった

殺されたり監禁されたりする事件もよく見るけどうちらはまったく危機感を感じていなかった

きっとそうゆう少女たちが餌食になっているのだ


むしろテレクラで知り合ったおじさんと遊ぶのは楽しかった


今日はハズレだわ

って日もあるけど

テレクラで知り合うおやじは必死だ

Hしたくて若い子に触りたくて大金を払う

私たちはそんな大人をてだまに取っているかのような錯覚をしていた

大人なんてクソだなと

テレクラで出会うおやじは全て見下していた

現に会っても

つーかおじさんきもいよ

とか平気で言っていた

だが「えぇ〜そんなこといわないでよぉ Hさせてよぉ」とすがりついてくる

私たちとおやじの欲しいものを交換しているだけ

体とお金

ただそれだけ




「もしもし…あのこっちは女子高生二人なんですけど援助してくれませんか?」
加奈子は今日援助してくれる40歳の公務員をゲットした

加奈子が電話してるあいだ私はタカのことを思い出していた

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