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想う気持ち

[233]  ちゃちゃ  2007-11-23投稿
あなたはどう思うかな。私の想いを知ったら…
私があなたに出会ったのは、バレンタインで街が賑わう寒い冬の日だった。
一目見た瞬間からあなたに心奪われた。なんて素敵な感じじゃなく、ただ一目惚れだった。
細い体、男らしい手、生意気そうな顔、全て私の理想だった。自分の物にしたかった。自分だけに微笑んでほしかった。
だけど、あなたには大切な彼女がいた。たくさん悩んだ…諦めるべきか。
嫉妬…あなたと話す全ての子にした。嫌な人間になってゆく自分をとめたくても、とめられなかった。
胸が締め付けられる、苦しい…毎日必死に嫉妬する自分を隠し続けた。わかってる、誰も悪くない、私が勝手に恋をしたから。
ある日二人きりで話す機会があった。神様に御礼をした。笑う顔、困る顔、色んな表情をその時間だけは私のモノになった。
知ってる?あなたは隙だらけだった。彼女がいるのに、彼女を想う気持ちをいつも感じなかった。
見つけた、自分が入り込める隙間を。
誰かが幸せになる時、誰かは悲しむんだよそんな話を友達にされた。迷う心は、いつの間にもう答えをだしていた。
諦めない…

あなたと私の距離は少しづつ近付いていった。会った事ないあなたの彼女は、いつも私の中にいた。罪悪感…
だけど自信があった。私はあなたを守る自信、幸せにする自信があった。こんなに自分に、自信を持ったのは生まれて始めてだった。あなたの為なら何でも出来る。
私達が身体を重ねたのはそれからすぐだった。遊びでもいい、あなたが好き…そんな事思ってても不安に押し潰されそうだった。不安を隠す日々はそろそろ限界だった。あなたの携帯が鳴る度に、胸が痛くて自分の自信が全て不安に変わっていきそうだった。今あなたを失ったら…なんて重いセリフ言えなかった。
恋をしたかった、あなたは言った。彼女がいるのに恋がしたいという意味がわからなかった。だけど、そう彼に思わせた彼女にも原因はあると思ったし、そんな二人になってしまったのは、彼にも原因はある。私は、彼女の気持ちもなんとなくわかってあげたいという勝手な気持ちになっていた。せめてものお詫びだというのか…勝手な自分をせめた。
彼が私を選んでくれた日、不安は全て取り除く、そう言ってくれた。
あれから5年…信じる力、人を思いやる気持ち、自分に自信を持つ力、あなたが教えてくれた。これからもまた色々教わる予定だ。

感想

  • 8084: 本当に良い男は五年も不倫しないよ そんな男に学ぶものはない 作者さんは本当の恋愛をしらなすぎでは ただの人の物欲しがる女の みにくい話しだね [2011-01-16]

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