泥泥ラブストーリー?
俺達の飲み会はいつも静かなムードで始まる。そして時間がたち酒が回ってきた頃から話の本題が始まるんだ。
『五月、お前の男ってやっぱり浮気してんだべ』
俺は酔った勢いで質問した。冷静になって考えればとんでもない質問だ。でも俺はその事実を本人の口から聞いてハッキリさせたかった。五月は少しうつむき、何も喋り出そうとはしなかった。
『おぃ達也ぁ?イキナリその質問は無いべぇ!』
健ちゃんが空気を悟ったのか、焦るようにしてフォローに回った。
『ヒック…ヒック……』
静かな部屋の中、五月は小声で泣き出した。俺は動けなかった。【とんでもない事聞いてしまった】と焦る気持ちを隠せなかった。
『どうした!?もう無くなって!さぁ、飲むべ!』
健ちゃんは一目散に五月を慰めた。でも、もう手遅れだった…。
『ごめんね…私今日帰るね…』
涙を服の袖で拭き取り五月は部屋を飛び出した。
『達也!お前自分が何言ったかわかってんのか!?』
俺はただ何も出来ずに立ち尽くしていた。
第三話へ続く
『五月、お前の男ってやっぱり浮気してんだべ』
俺は酔った勢いで質問した。冷静になって考えればとんでもない質問だ。でも俺はその事実を本人の口から聞いてハッキリさせたかった。五月は少しうつむき、何も喋り出そうとはしなかった。
『おぃ達也ぁ?イキナリその質問は無いべぇ!』
健ちゃんが空気を悟ったのか、焦るようにしてフォローに回った。
『ヒック…ヒック……』
静かな部屋の中、五月は小声で泣き出した。俺は動けなかった。【とんでもない事聞いてしまった】と焦る気持ちを隠せなかった。
『どうした!?もう無くなって!さぁ、飲むべ!』
健ちゃんは一目散に五月を慰めた。でも、もう手遅れだった…。
『ごめんね…私今日帰るね…』
涙を服の袖で拭き取り五月は部屋を飛び出した。
『達也!お前自分が何言ったかわかってんのか!?』
俺はただ何も出来ずに立ち尽くしていた。
第三話へ続く
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