天使と悪魔と人間の醜い世界‐5
トラック内は一気にパニックと化した。
「クソッ!!
こんな時に…
乗るんなら乗れ!!
さっさと出発するぞ。」
声の主である悪魔がトラックの中へ乗り込もうと姿を現した。
悪魔は家族連れで父と母と男の子の3人だった。
そしてその男の子が…
「慎吾!!」
その姿を見て堪らず俺はそう叫んだ。
「錬牙!!無事だったか!!」
俺の悪魔の友達…慎吾もそう叫んだ。
絶望的なこの状況の中で、親友の再会ほど心温まるモノは無かった。
悪魔の一家が乗り込むとトラックは直ぐに出発した。
俺は慎吾達が追い出されると思ったが、敵が直ぐ目の前にいるという状況なので、そんな事は言ってられないようだ。
しかしトラックが動き始めたその時。
俺と慎吾はトラックの外に放り出された。
運良く、着地した場所が中央分離帯の軟らかい土の部分だったので幸い少し痛いだけで怪我は無かった。
俺はトラックの方を見た。
「悪魔に救いを!!
天使に制裁を!!」
そう悪魔が叫んだ瞬間。
トラックは爆発した。
「クソッ!!
こんな時に…
乗るんなら乗れ!!
さっさと出発するぞ。」
声の主である悪魔がトラックの中へ乗り込もうと姿を現した。
悪魔は家族連れで父と母と男の子の3人だった。
そしてその男の子が…
「慎吾!!」
その姿を見て堪らず俺はそう叫んだ。
「錬牙!!無事だったか!!」
俺の悪魔の友達…慎吾もそう叫んだ。
絶望的なこの状況の中で、親友の再会ほど心温まるモノは無かった。
悪魔の一家が乗り込むとトラックは直ぐに出発した。
俺は慎吾達が追い出されると思ったが、敵が直ぐ目の前にいるという状況なので、そんな事は言ってられないようだ。
しかしトラックが動き始めたその時。
俺と慎吾はトラックの外に放り出された。
運良く、着地した場所が中央分離帯の軟らかい土の部分だったので幸い少し痛いだけで怪我は無かった。
俺はトラックの方を見た。
「悪魔に救いを!!
天使に制裁を!!」
そう悪魔が叫んだ瞬間。
トラックは爆発した。
感想
感想はありません。