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恋の始まり#2

[239]  日崎轍兵  2007-11-25投稿
この時点で、俺はシノハラから逃げられなくなった。
いつこの事が広められるか分からないからだ。
仕方なくこの日はシノハラにつくはめになった。
授業は席が後ろなので心配はなかった。
さぁ部活だ。
といっても、同じ吹奏楽なので皆に広がるのは防げそうだ。
サックスとオーボエを掛け持つ俺とトランペットのシノハラはパートが全くからまないので、トランペットのパートの1、2年にバレなければOKだ。
だが、もし2年のあの二人に張れたら終わりだ。すぐ学校全土に広がってしまう。
やっとパートが終わり、合奏前のチューニングになった。
チューニングリーダー謙木菅のチューニング担当の俺だが、時間がないと金菅のチューニングもやる。
さぁ全体やろうか、と思ったときに、先生はやってくる。
しかし、その日は自分のオーボエとバリトンサックスのチューニングが終っていない。
仕方なく、アルトサックスの所定の席に座った。
合奏曲は“おてもやん”という熊本のほうの民謡だったのだが、そこにトランペットとアルトサックスのソリ(同じ主戦律を二人で行うこと)があったことを忘れていた。
仕方ねぇ、やるか。
と言った感じで、なんとかやりすごした。
部活終了後に、シノハラが話しかけてきた。
「誰かにバレたかもね♪」俺『…誰かにばらしたのか?』シノハラ「さあね?」
疲れたので帰ろうとしたが、やはりシノハラに捕まった。
仕方なく帰りに途中まで送ってやった。
こんな日が毎日の様に続いていったある日、また事故は繰り返された。
序章はここまで
#3に続く。

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