(ID:23560) - 携帯小説！(PC版)

ここ最近、僕の夢にヒトミが出てくる。ヒトミは崩れながら泣いていた。
　　　　　　　　　　　　僕には両親が亡くなった時の風景だと思った。夢の中でそう気付いた。
　ある日ヒトミの夢を見なくなった。
その次の日、僕は気になりヒトミに連絡した。
しかし、電話が繋がらない。何回かけても繋がらない。何故か、僕の頭が真っ白になり、無意識に僕はヒトミを探すため、夢中で走り出した。

ヒトミと初めて会った公園。僕はふっと頭をよぎった。
すると、ヒトミはブランコのところにいた。
思わず、ヒトミのところまで走り出した。
「どうした?」
ハァハァと息切れしながら、聞くと、
「辛い……。」

僕は思わず、ギュっと抱きしめた。
泣きそうなヒトミに僕は言った。
「思い切り泣いていいんだよ?」

夢と同じように、ヒトミは僕の腕の中で激しく泣いていた…。

これが、恋？
僕はそう思った…

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