花のこころ?
「いつもおンなじセリフよね。そんな風変わりな私と一緒にいる依里だって、かなりの変り者だと思うけど。」
美月は精一杯言い返したつもりだった。
「美月はさぁ、人間っていうより、人だよね。ヒト…。何か、よく言えば、損得なく物事をとらえているって感じだけど、もっとリアルに言わせてもらうなら、理性のない生き物ってところかな。」
自分を理解してくれているのか、そうでないのか、あやふやなところが依里との居心地の良さだと美月は自負している。
作り終えた百個のおむすび(中身ナシの塩むすび)を、お腹を空かした輩の集まる校庭に二人で運んだ。
美月は精一杯言い返したつもりだった。
「美月はさぁ、人間っていうより、人だよね。ヒト…。何か、よく言えば、損得なく物事をとらえているって感じだけど、もっとリアルに言わせてもらうなら、理性のない生き物ってところかな。」
自分を理解してくれているのか、そうでないのか、あやふやなところが依里との居心地の良さだと美月は自負している。
作り終えた百個のおむすび(中身ナシの塩むすび)を、お腹を空かした輩の集まる校庭に二人で運んだ。
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