携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> ディフェンド ”奪われた宝” 37

ディフェンド ”奪われた宝” 37

[358]  2006-03-29投稿
 「藻先生!」
 啓吾たちが倒れている藻の方へ向かう。
 「どうしたんですか?!」
 「奴らが・・・」
 「奴ら・・・―――?」
 「夢玉を・・・持って行ったんだ・・・」
 「えっ・・・?夢玉?」
 
 夢玉、それは龍華が作った物。そして、夢玉をつかって『ディーカ』が世界征服を企んでいる・・・。
 そして、その夢玉がこのスィークレット・カムパニーのなかに隠されていた・・・。

 「奴らって、いったい誰なんですか?!」
 啓吾が言う。
 「『ディーカ』だ・・・」
 「その中に龍華さんは?」
 怜が言う。
 「分からない・・・、でもこんなことを言っていたよ・・・―――」
 
 ―30分前―\r
 「何なんだ?!君達は」
 「あぁ?俺等かぁ?」
 「『ディーカ』だよ!」
 「ディーカ・・・だと・・・」
 「俺等はなぁ、あんた等が隠し持ってる夢玉をとりに来たんだよ!!」
 「そんなもの、ココにはない!!」
 「んなわけねぇだろ!ちゃんと、上の奴らから情報貰って来てんだよ」
 「何っ・・・―――」
 
 建物内に入ってきた男達は、次々と建物内の者を倒した。
 「さぁ、言えよ?御前が言えばココの連中は助かるんだゼ?」
 倒れている藻の襟元を持って言う。
 「いいだろう・・・、そこの扉の中に・・・―――」
 と、藻が言うと男は藻を投げ捨て扉の方に向かう。部屋の端には茶色い小さな扉があった。そこを開けると・・・。
 「おぉ・・・これが夢玉か・・・」
 男が夢玉を手にとって言う。
 「よしっ、引き上げるぞ」
 と、言って男達は建物から出た。

 宝は、奪われた・・・―――\r
 野望を叶えるために・・・。


感想

感想はありません。

「 梓 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス